県央地域協議会は、2月2日の防府を皮切りに、9日周南、21日山口において、それぞれ労働政治学習会を開催しました。この学習会は、推薦首長や議員と連携し、地区会議などの機会を捉え、当該自治体の課題等について、組合役員のみならず組合員の自己研鑽の場と位置付け実施しています。
今年の開催にあたっては、4月の山口市議会議員選挙をはじめ、来年の統一自治体選挙等も意識し「なぜ、労働組合が政策や政治に関わるのか」についても学習しました。
講師を務めていただいた連合山口の藤田英二副事務局長は、冒頭、参加者に「労働組合は組合員の○○のためにあるのでしょう?」と問いかけ、参加者からは「幸せのため」等々の回答がありました。
これを受け、藤田副事務局長は「組合員の雇用を守り、より幸せな生活を実現するためには、個別労使協議で解決できることばかりではありません。とりわけ、政策に関わる部分は、議会において議員が審議し決定します。残念ながら、私たちはその場に立ち会うことは出来ません。だから「働く者、生活者」の立場で私たちの声を代弁してくれる議員が必要なのです。当然ですが、議会に私たちの声を反映させるためには、共感してくれる議員が多いに超したことはありません。したがって、連合は連携できる首長や議員の拡大に取り組んでいるのです」など、シンプルでわかりやすい話をいただきました。(筆者の受け止めで記載)
講師を引き受けていただいた推薦首長・議員の皆様、藤田副事務局長、ありがとうございました。
以下に、地区会議毎の開催について報告します。
【防府地区会議主催】2月2日 サンライフ防府
▲井上剛県議会議員からは「山口ゆめ花博」の紹介もいただきました。
【周南地区会議主催】2月9日 周南市保健センター
▲オープンしたばかりの賑わい交流施設の案内をする木村健一郎市長
【山口地区会議主催】2月21日 労福協会館
▲熱心に聴講する参加者の皆さん(山口)
▲学習会終了後、4月の市議選に連合山口推薦候補として出馬する、山見としお候補(右・新)と、へや翔大議員(現職)の上位当選を誓い合いました。中央は、熱弁を奮う大塚代表。