連合山口は、6月6日(木)山口市において、組織拡大担当者連絡会議を開催しました。会議には構成組織、地協などから31名が参加し、組織拡大についての情報共有や論議をしました。
冒頭、中元事務局長は挨拶で「連合の課題は、いかにして仲間を増やしていくかであり、立場の弱い人や、困っている人たちを組織の中に入れ、助けていくのが労働組合の役割である。現在、連合山口も組織人員が減少傾向にあるが、退職者数に見合った新入社員が入ってこないことや、会社などの組織再編により組合数も減っていること。また、組合に入らない若者などもいるなど多くの減少要因がある。そうした中においても、組織拡大にご対応いただいている皆さんには感謝を申し上げたい。本日の研修で、他組織の取り組みについても勉強し、組織拡大につなげていただきたい」と述べました。
今回は、連合本部より組織拡大局中央オルガナイザーの石川昌平氏を招いて「組織拡大に向けた連合の取り組み」と題し組織拡大プラン2030の概要と、進捗状況についてお話をいただきました。
石川氏からは、組織拡大プランを達成するため新たに設定した目標や、構成組織に対して行った、組合員の減少要因に関するヒアリング報告などについて詳しくご説明いただき、今後の課題や具体的な取り組みについて、情報共有することができました。また、組合設立に向けた基本的な流れについても説明があり、企業訪問の際の注意点などについても確認しました。
その後、岡﨑副事務局長が連合山口の組織人員の推移や、当面の取り組みについて報告し、続いて田中組合づくり相談員から、最近の労働相談の傾向、労働相談からの組合づくりへの対応状況など、意見交換を行いました。
グループ討議では、組織拡大チェックシートを活用した情報交換を行いました。各組織の取り組み状況などを記入し、それをもとに各組織の状況や課題、今後の目標などを発表しました。参加者からは研修会の内容や、組織化後のスムーズな地域活動への参画についてなど、多くのご意見をいただき地域と構成組織相互の連携を図ることの重要性を改めて確認しました。