連合山口は、4月14日(金)山口市において、2023トップセミナーを開催し、構成組織、地協・地区会議から47名が出席しました。本トップセミナーは、連合山口加盟組織及び地協・地区の活動を牽引して頂いていう役員幹部を対象に、時節を捉えたテーマを選定し、講演等を通じて見識を広げ、今後の活動に資するために毎年開催しています。
冒頭、主催者代表挨拶で伊藤会長は「今、私たちを取り巻く情勢は、国内外を問わず厳しい状況が続いている。労働運動も、雇用環境や働き方が激変する中、組合員の意識も多様化し、従来の労働運動の形、価値観だけでは対応できない時代になっている。そのような背景から、今回は連合本部より清水事務局長を講師としてお招きした。激動する時代の中において、連合はこの先の労働運動をどのように展開していこうとしているのか、私たち地方連合会は何を求められているのかについてお話を伺い、本部・加盟組織・地方連合の認識を一致することができたらと思う」と述べました。
つづいて、連合本部 清水事務局長より『連合ビジョンを踏まえた今後の活動の方向性~地方連合会に求められること~』をテーマに講演いただきました。
清水事務局長は「運動のパワーアップを図るためには、根幹となる組織力を強化することが重要である。組織拡大に向け、地方連合会にはオルガナイザーの確保・育成を行い、労働相談を通じた組織化の取り組みを強化してほしい。連合がめざす『働くことを軸とする安心社会―まもる・つなぐ・創り出す』社会像の実現に向け、地域と一体となって活動を進めたい」と述べました。
参加者からは「組織拡大を進めるためには、従来のやり方だけではなく、発想の転換による新しい取り組みが必要ではないか」などの意見が挙がりました。
最後に中元事務局長が「連合が一体となって社会をよくしていくだめには組織力が必要。自分たちができることを積み重ね、皆のために活動を進めていきたい」と総括を述べました。