連合山口女性委員会は、4月15日に山口市において、11構成組織から63名の参加のもと「2017女性セミナー」を開催しました。
セミナーでは、株式会社深谷レジリエンス研究所の深谷純子氏より講演いただき、日常の中で喜び・笑いを増やすことやポジティブ思考・発言を習慣づけることなど、イキイキと働き続けるためのヒントをお話しいただきました。
また、学習会として、山口県男女共同参画課主幹の尾上真弓氏より「山口県における女性活躍推進の取り組み」についてお話しいただき、仕事と子育ての両立に向けた環境づくりの促進に向けた山口県の取り組み等に加え子育て世代の男性の長時間労働の実態なども説明いただきました。
その後、これらの講演や学習会の内容を踏まえて「働きやすい職場づくり」をテーマにグループ討議を行いました。グループ討議では、「あなたは働きやすい職場づくり部長に任命されました。期間は1年。お金も時間も自由に使えます。職場の内外で活動が出来ます」との設定で、各グループにおいて、自身の職場における課題などを出し合い、「職場にあったらいいな」という企画を策定。策定した企画は、グループごとに発表を行い、参加者が良いと思った企画について、上位3つを投票してもらいました。
また、セミナーでは、紙バンド教室タッジー・マッジーの高畑由紀子氏による「コースターづくり」を行い、参加者は試行錯誤しながらも自分だけのコースターを作り上げました。
最後に、連合山口女性員会の河村委員長があいさつを行い「女性が働きやすい環境づくりに向けては、法律や制度を整えることも大事だが、制度を利用し易い職場環境を醸成することも重要である。」と述べ、それぞれの職場において女性の声を積極的に発信していく重要性を訴えました。