連合山口は、第2回執行委員会(1月17日開催)において決定した2023春季生活闘争方針について、1月20日(金)に報道各社に発表しました。
会見の冒頭、伊藤会長は「労働者・生活者の日々の暮らしは物価高・円安・コロナ禍の三重苦の中にある。昨年以来消費者物価はあらゆる分野で上昇しているが賃金はその上昇に追いついていない。そもそも日本の賃金は1997年をピークに25年の長期にわたり停滞を続けている。この賃金水準の停滞こそが経済の長期停滞と様々な格差につながる構造的課題の原因の一つになっている。2023春季生活闘争では、賃上げはコストではなく未来への投資であるとの認識のもと、経済・社会活動の原動力である人への投資をより積極的に行うことでこの状況を変えていかねばならない。今春闘では、現下の状況と、これまで積み上げてきた暮らしの底上げ・底支え・格差是正の取り組みの蓄積を勘案し、28年ぶりに5%以上の賃上げを目標に掲げている。私たちがめざす『働くことを軸とする安心社会』の実現に向け、今春闘を『未来づくり春闘』と位置づけ、賃金も物価も経済も安定して上昇する姿へとステージを変えた未来にするために闘っていきたい」と述べました。
続いて、岡﨑副事務局長より2023春季生活闘争方針についても説明を行いました。春闘方針の詳細については、以下に掲載しています。