連合山口青年委員会は、5月24日(土)山口市内において「第4回平和友好祭」を開催し、連合山口加盟組織より30名の青年層組合員が参加しました。
はじめに、田中健太郎青年委員長があいさつで「平和友好祭は、2年に1回開催をしており、2年前は、新型コロナウイルスの影響で、宿泊や懇親会なしという状況での開催だった。本日はあいにくの雨天のため、ウォークラリーは中止となったが、2日間の活動や懇親会を通じて、各班での交流を深めることで、明日のグループ討議で活発な討議ができればと考えている」と述べました。
続いて、アイスブレイクで5つの班に分かれ、雨天で中止となったウォークラリーの代わりに折り鶴を使った作品制作を行いました。その間にゆだ苑のミニ展示を見学させてもらいました。各班の作品が完成し披露したのち全員で写真撮影をして1日目が終了となりました。懇親会では班を超えての交流となりました。
2日目は防府市在住の語り部、林三代子(はやしみよこ)さんに、自身の被爆体験をお話しいただきました。原爆投下時は、まだ幼く4歳。呉に住んでおり、遠く離れた広島市内に大きなきのこ雲が見え両親に連れられ親戚の安否を訪ねて広島市内を捜し回りました。(入市被爆)「何が起こったのかわからないまま、悲惨な光景を目にして恐怖でしかなかった」と、その時の体験や目の当たりにした惨状について語ったのち、「同じ過ちを繰り返さないように平和な未来を創り上げてほしい」と訴えられました。
講演の後は、「なぜ労働組合が平和活動を行うのか?」をテーマにグループワークを行い、各班からこの2日間の成果を発表して、平和友好祭を締めくくりました。
青年委員会は、今後も職場や地域を超えた仲間づくり・ネットワークづくりができる行事を企画してまいります。ご参加いただいたみなさんありがとうございました。