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連合山口青年委員会第3回平和友好祭を開催

連合山口青年委員会は、5月20日(土)山口市内において「第3回平和友好祭」を開催し、連合山口加盟組織より41名の青年層組合員が参加しました。
はじめに、田中健太郎青年委員長があいさつで「この平和友好祭は2年に1回開催しているが、前回は新型コロナウイルス感染拡大のため中止することとなった。今回多くの皆さんと一緒に開催を迎えることができ、大変うれしく思う。さて、平和友好祭は、戦争の悲惨さや平和の尊さについて学び、皆さんの世代に引き継いでいくことを目的としている。世界では未だ戦争や紛争が起きており、多くの尊い命が失われている。ここ日本でも78年前に、広島と長崎に原爆が投下された。本日は、山口県原爆被爆者支援センターのゆだ苑の語り部の方から講演いただく。当時を知ることが出来る貴重な機会となっているので、しっかりと聞いて、各々の肌で感じ取って頂きたい。その後は班に分かれて、山口市内の平和に関するポイントを中心にめぐるウォークラリーを企画している。平和について学習するとともに、いろいろな地区や業種の参加者と交流し、横のつながりをつくってもらいたい」と述べました。

続いて、語り部の折出眞喜男さんにお話しいただきました。当時は13歳の中学1年生で、原爆が投下された日は、朝から広島市内で建物疎開作業をする予定も、寝坊して電車に乗り遅れ直接被爆を免れたものの、2日後に親戚を探しに自転車で広島市に向かい入市被爆。その時の体験や目の当たりにした惨状について語ったのち、なぜ広島・長崎に原爆が落とされることになったかについて過去から学び、同じ過ちを繰り返さないように平和な未来を創り上げてほしいと訴えられました。

講演の後は、アイスブレイクで6つの班に分かれ、山口市内をめぐる平和ウォークラリーを行いました。班ごとに作戦を立て、4時間にわたって市内各地に設けられた、平和を願うモニュメントや石碑などをはじめとするチェックポイントをめぐりました。最後にチェックポイントで得た点数を集計した結果をもとに表彰式を行い、平和友好祭を締めくくりました。

青年委員会は、今後も職場や地域を超えた仲間づくり・ネットワークづくりができる行事を企画してまいります。ご参加いただいたみなさんありがとうございました。

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