連合山口は11月7日(土)、秋吉台山焼き延焼止めの草刈りボランティアを実施し、組合員・退職者連合及び組織内議員など、県内各地より620名が参加しました。この活動は過疎・高齢化に悩む美祢市の要請にこたえて始めたもので、17回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症対策を講じての実施となりました。時間差を設けて行われた開会式では、伊藤会長が「広大なカルスト台地一面が燃え上がる『秋吉の山焼き』は山口の春を呼ぶ「風物詩」として600年以上もの昔からの伝統が今も受け継がれている。たくさんの人々で賑わう盛大な行事だが、私たちが取り組んでいるこの草刈りはその盛大なイベントを行うための下支えであり、どちらかと言わば人が集まりにくい「ものすごく地味で過酷」な作業であり、だからこそ連合山口「私たちの組織力」の見せ所であり、こうした活動こそが、労働運動の原点でもある『支え合い、助け合い』の大切さを、改めてお互いに理解し合う、きっかけにもなる。そして連合のめざしている「地域に根ざした顔が見える運動」につながっていく」と述べました。その後、美祢市の篠田市長から、参加者に向けて感謝の言葉をいただきました。
参加者はあいにくの雨模様の中、山道を登り、背丈まである草を刈り、幅6メートル、全長3㎞におよぶ防火帯をつくりました。
参加者の皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。