連合山口中部地域協議会(鈴川享靖議長)は6月19日、山陽小野田市労働会館で、山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑と連携し、戦争の悲惨さを次代に伝え恒久平和の実現をめざす平和運動の一環として、また、原爆被爆者支援カンパのさらなる拡大と連合のPRを目的に、被爆ピアノコンサートを開催しました。冒頭、鈴川議長は、「被爆ピアノを通じて、心と耳で平和の尊さを感じてほしい」と挨拶。続いて、ゆだ苑の坂本事務局長が、支援の御礼と活動等について連帯の挨拶。さらに、被爆したピアノを修繕した矢川ピアノ工房(広島市)代表で調律師の矢川氏からピアノの説明や平和へのメッセージを頂戴しました。
こののち、地元で活躍する2人の演奏者により、被爆ピアノの音色と歌声が披露され、最後に、来場者(組合員・一般市民124名)は、被爆ピアノの演奏で、馴染みの唱歌を口ずさみ、平和の尊さを共有しました。
※原爆ピアノとは、1945年広島に投下された原爆の爆心地から1.8㎞周辺の民家で被爆したピアノのことです。