「働くことを軸とする安心社会」という理想を実現

2024政策・制度討論集会を開催

 連合山口は、9月2日(月)山口市において「2024政策・制度討論集会」を開催し、連合山口推薦議員をはじめ各構成組織、地区会議、退職者連合より59名の皆様に参加いただきました。集会では、前段に行われた第6回政策委員会で確認された「2025年度山口県政策・予算に対する要請行動(知事要請)」の要請項目と内容について、討論を行いました。
主催者を代表して森本政策委員長は「連合には、働くことを軸とする安心社会を作っていくという運動、大きな命題がある。労働組合として、賃金・労働条件をしっかりと要求し改善させていくことは非常に大切な取り組みであるが、一方で、働く会社・企業、地域を安心して暮らせる働くことのできる町にしていくために、行政の活動に要請・要求をしていく政策・制度の取り組みも、連合山口にとって非常に大きな課題の一つだと思っている。本日は、昨年の県や市町への政策・制度の取り組みの状況と、推薦県議を中心に部会での議論経過や判断、県議会の状況などについて報告を受けた後に、『2025年度山口県政策・予算に対する要請骨子(案)』をお示しするので、活発、積極的な討議をお願いしたい」と述べました。
続いて、豊村副事務局長(政策担当)が2024年度対県要請に対する回答および評価について説明し、その後、各地区会議代表者から、2024年度の対市要請の内容と回答についての報告を受けました。
討論素材提起では、中嶋県議、氏原県議、大内県議より、各部会での政策アンケートの仕分けや要請先の判断について、また、要請内容についての県内での状況や県議会での議論経過なども踏まえて説明をいただきました。中元事務局長からは、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みや、中小企業支援の充実および人手不足解消に向けた取り組みの強化、県内港湾施設の整備・改修、消費者によるカスタマーハラスメント防止の推進、秋吉台国定公園の維持、保全など、本年度の知事要請の9項目の要請骨子案について提起を行い、意見と補強を求めました。
参加者からは、県外流出に歯止めをかけるために、県内の大学や高校へ企業が求める学科の創設を促すことや、毎年大きな被害が出る台風や大雨災害に対して、県民意識の向上に繋がる取り組みの強化や情報公開を強く求めること、また、県内河川の抜本的な改修についても早期に取り組むべきなどの発言がありました。また、美祢地区会議代表は、秋吉台国定公園の維持・保全について、「毎年、作業の軽減化策について美祢市に要請をしているが、国定公園・天然記念物であることもあり、なかなか改善されていない。本年度の県への要請に含めていただいたことに感謝する」とお礼を述べられました。
連合山口は、この集会でいただいた意見をもとに要請内容の補強修正を行い、11月8日(金)県知事へ要請を行います。

【発言を行う推薦県議の皆さん】

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