連合山口は3月5日(火)、2024春季生活闘争方針に基づき、山口労働局に対して、公正な取引関係の実現や長時間労働の是正などについての要請を行いました。
はじめに伊藤会長が挨拶で「連合山口は2024春季生活闘争において、物価上昇に見合った賃上げは勿論のこと、安心して働くための働き方の改善、政策・制度の実現を柱とした総合改善闘争の取り組みを進めている。今、社会では労働形態が複雑化・多様化し、適正な『働き方・働かせ方』が課題となっており、同時に労働行政への期待と役割の大きさも増している。働く者の命と健康、そして安心・安全がしっかりと守られる雇用・労働環境の改善に向け、より一層のご尽力をいただきたい」と述べ、名田労働局長に要請書を手交しました。
要請を受けた名田局長は「労働関係法令について周知徹底を図るとともに、価格転嫁の妨げとなっているものに対して、関係機関と連携して対処していきたい」と述べました。
続いて、中元事務局長から公正な取引関係の実現や長時間労働の是正などの要請内容について説明し、労働局より各項目に対するコメントを受けました。最後に、企業のパワハラ防止措置に対する対応や、2024年問題への取り組み、中小企業の価格転嫁に対するバックアップについて意見交換を行いました。