中部地協は、8月20日(金)萩市において「2021中部地協政治学習会」を開催、各組合から23名が参加しました。はじめに佐田議長代行が挨拶で「今秋までに必ず行われる衆議院議員選挙を控え、いま一度労働組合としての政治活動、選挙の取り組みについて、ぜひ参考にしていただきたい。今後の取り組みについても、ご協力を頂けたらと思う」と述べました。
続いて、中部地協推薦議員である斉藤眞治萩市議会議員より「なぜ労働組合は政治闘争をするのか」のテーマでお話をいただきました。
斉藤市議は「労働組合では方針を立てて実践することを闘争という。労働組合の抱える問題には、賃上げをはじめとする労働条件の向上など、使用者と労働者の闘争、労使交渉で解決できるものと、労使交渉では解決できない問題がある。これに取り組むのが政治闘争である。具体的には最低賃金制度や厚生年金・健康保険といった社会保障制度、核兵器廃絶というような平和闘争などがある」「労働組合は一人でできないことをみんなで力を合わせて取り組むためにある。労働組合単体でできないことを取り組むためには、政治の力を借りなければならない。働く人の代表者を市・県・国に送ることで、私たちの意見を反映させることができる。労働組合は働く人の声を政治に反映させる大事な役割を持っている。しっかり自分の一票を行使してほしい」と訴えました。
最後に、連合山口の豊村副事務局長より、現在の県内における政治情勢や取り組み状況について説明いただき、現状の認識について共有をはかりました。