2015年度山口県政策・予算に対する要請
~村岡知事に働く者・生活者の立場から要請書を手交~
連合山口は、10月21日(火)に「2015年度山口県政策・予算に対する要請書」を杉本郁夫会長が村岡嗣政知事に手交した。
要請書を手交する杉本会長
冒頭、杉本会長は「知事を先頭に地域の活力源となる強い産業づくりとともに、地域の未来を創り、支える「人」の育成に取り組まれるなど、産業政策・経済対策をさらにステップアップさせた施策を推進される姿勢は評価できる。一方で、県債が1兆3,000億円近くにまで膨れ上がり、財政健全化と地域活性化をいかに両立させるか、知事の手腕に期待したい。本日手交する要請書は、連合山口の各構成組織や地域組織等の意見を集約し、勤労者・生活者の立場から要請するものであり、2015年度予算編成において重点を置いていただきたい」と挨拶した。
続いて、山近和浩事務局長が、①地域における事業所の拠点の維持・強化、②県内産業を支える人材の育成・確保、③県財政のさらなる健全化の3分野8項目の要請内容について、趣旨説明を行った。
これに対し、村岡知事は「県政全般にわたり建設的な意見をいただいた。財政の健全化は大きな課題でもあるが、地域の魅力と産業力を高め、雇用創出につなげていきたい。今後、要請の趣旨を踏まえ検討したい」と述べた。
なお、要求に対する回答は、山口県として予算案が固まる2月頃を予定している。