連合山口中部地協は、5月24日(土)かめ福オンプレイスにおいて、周年記念イベントを開催しました。第一部では、山口県で活躍するタレントの沖永優子さんを講師に迎え「〇〇力持っていますか?~2025年に働くということ、幸せになるための再定義~」をテーマに講演いただきました。
沖永さんは「働く上で大事な力は3つある。まずは「あいさつ力」。はっきりしたあいさつはとても大事。街頭インタビューでも「こんにちは!」と声をかけるようにしてから、応じてもらえる率が上がった。次に「ほれ力」。これは初対面の人でも、あった瞬間好きになれる力のこと。今から出会う人は、将来の友達やお客さんになる可能性のある人。会う人全員を好きになる、と決めておいて、好きだと思って接すると、その気持ちは必ず相手に伝わる。そして大事なのが「陰口をたたかない力」。陰口は楽しいし、盛り上がる。でも、もう陰口を言わないと決めて、周りの陰口にも同意せず、思っていないことを言わないようにしていたら、いつの間にか周りには好きな人しかいなくなっていた。働く上でのストレスは、この3つの力を実行すれば8割はなくなる。ぜひ今日から実行してほしい」と、述べられました。
第二部の交流会の冒頭、主催者を代表して吉村議長が「周年記念ということで少し中部地協の歴史について振り返りたい。連合山口は、以前は各市を単位とした13地協で活動していた。2012年に組織の改編が行われ、衆院選の区割りと同じ4つの新地協が設置され、美祢・萩は宇部・山陽小野田と一つになった中部地協、長門は下関と一緒になり西部地協として船出した。その4年後にまた再編が行われ、現在の美祢・萩・長門の中部地協体制となった。この体制が最終形かはわからないが、労働組合の組合員数は間違いなく減少の一途をたどっている。連合山口も組織拡大に力を入れているが、各単組においても、一人でも多くの仲間を増やし、連合の影響力を高めていってほしい。そのことが北浦地区が一つになった中部地協の明るい未来につながると確信している。本日は、この間の活動を思い出しながら、お互いの労をねぎらい、楽しい時間をお過ごしいただきたい」と述べました。ご来賓として連合山口伊藤会長、篠田美祢市長、中国労働金庫小野田支店山口支店長、萩支店松﨑支店長、歴代役員から、豊村元事務局長にご出席いただきました。終わりに、松田副議長の音頭による一丁締めでイベントを終了しました。