県央地域協議会は11月16日山口市で第14回定期総会を開き、今年度の活動を総括するとともに2025年度の活動方針と予算について満場一致で確認しました。総会には、来賓として、伊藤正則連合山口会長はじめ6名の推薦議員にご臨席いただいた他、執行部、代議員、特別代議員、傍聴合わせて80名が出席しました。
執行部を代表して岩本一誠議長は「新型コロナの感染症法上の位置付けが引き下げられ、今年4月には行政対応も完全に終了したことから、制約なく様々な活動ができるようになり、今年のメーデーも昨年よりもイベント要素を盛り込むことができました」と、私たちを取り巻く環境について触れ一年間を振り返りました。
課題別では「今春闘は33年ぶりに5%を超える結果となり、最低賃金も51円UPの979円になりました。この賃上げの大きな流れが公務員にも波及し2%を超える賃上げが予定されています」と述べ、政治については「5月に施行された周南市議挙で、小林雄二市議の再選と西尾孝夫市議の初当選を勝ち取ることが出来ました。また、11月の衆議院選挙では、12年ぶりに連合支持政党の国会議員が誕生し、私たちの支持する国民民主党及び立憲民主党の国会での発言力が大きなものになりました。各政党の主義主張はあると思いますが、私たちが求めているのは”働くことを軸とする安心社会の実現”です。地区会議・地協が一丸となって選挙に取り組めるよう強く求めていきます」と強調しました。
また、青年活動では「単組、産別、地区会議、地協、人と人の繋がりをもてる素晴らしい組織です。積極的に参画して横の繋がりを作り、未来を担うネットワークを構築していただきたいと思います」とさらなる発展にエールを送りました。
結びに、岩本議長は「これからも『らしさ』『こだわり』を持って、明るく楽しく元気よく”地域で働くすべての労働者の拠り所をめざして!! ”活動してまいりましょう」と決意を述べ協力を呼びかけました。