「働くことを軸とする安心社会」という理想を実現

「学校における働き方改革」求め防府市教育委員会に要請

県央地協・防府地区会議は5月14日防府市教育委員会に対し、教職員の長時間労働の是正は喫緊の課題であり、それが教育の質の確保につながるとして、長時間労働を着実に是正するための具体的な方策を実行するよう要請しました。

これに対し杉山教育長は、趣旨は共通認識としたうえで「これまで教育現場で培われてきた風土や文化が根強く長時間労働=良い先生という評価や、教員の過剰なプロ意識が改革を妨げている」と指摘。これを受け、連合山口推薦議員の山田市議は、企業における働き方改革の好事例などを紹介し、風土を変える必要性について強調しました。なお、下記3点に対する回答は、後日、文書で受けることとしています。

①学校において「勤務時間」を意識した働き方を進めるため、ICTやタイムカードなどにより教職員の勤務時間を客観的に把握し、集計するシステムを直ちに構築すること。

②学校とともに、時間外勤務の削減に向けた業務改善方針および計画を策定すること。また、教職員の業務の総量を削減するため、業務量の上限規制を行うこと。

③緊急時の連絡に支障がないよう教育委員会事務局などへの連絡方法を確保した上で、学校に留守番電話の設置やメールによる連絡対応をはじめとした体制を整えること

▲杉山教育長に要請書を手交する鈴木代表(中央右、右隣は山田市議)

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