「働くことを軸とする安心社会」という理想を実現

2025政策研究フォーラム・新春旗びらきを開催

連合山口は、1月17日(金)山口市において、山口県労福協と共催で「2025政策研究フォーラム」、「2025新春旗びらき」を開催し、約110名が参加しました。

○2025政策研究フォーラム

今年度は、「どこへ行く日本の政治」をテーマに、政治ジャーナリストの青山和弘氏に講演いただきました。
講演では、昨年の総裁選立候補者の特徴や周辺の状況、総裁選中の情勢の推移など、石破総理大臣誕生までの流れを説明し、解散総選挙や現在の政権運営状況に触れ、今後の新年度予算案成立や通常国会会期末、7月の参院選など、情勢が大きく動くポイントになると解説されました。また、これからの政治について「昨年の衆院選で、政治風景が一変したと感じられたと思う。自民党や公明党があれだけ比例票を減らしたのに立憲民主党は7万票しか増えない。どこが増えたかというと国民民主党。あと、れいわと日本保守党、参政党といった新興政党に票が流れた。これは、SNSやYouTubeの影響が非常に大きくなったことを意味している。YouTubeはテレビと違って好きな時間に見たい情報が見れる。そして見たい情報しか見えなくなる。また、SNSやYouTubeでは、よりセンセーショナルなものが受ける。注目選挙区にユーチューバーが押し寄せ、あえて候補者同士を揉めさせて再生数を稼ぐようなことが実際に起きている。政治家も、非常に近視眼的になり、瞬間瞬間に受けることに傾いてしまう。これに対して逆にものを言うことができるのは、中長期的な視点で政治を支えている皆さんのような存在である。2025年は、ポピュリズムに傾いている流れを変えていく年にしてほしい」と述べられました。

 

○2025新春旗びらき

主催者挨拶で、伊藤会長は「昨年は、全ての働く人々が安心して暮らせる社会の実現に向けて、一丸となって取り組みを行った。2025年は、さらに一歩前進する年にしたい。働く人々の声を国や地域に届け、課題を解決していくためには、団結の力、そして相互の信頼関係がますます重要となる。明るい未来を切り拓いて行くために、皆様とともに力を合わせてまいりたい。まもなく春闘の時期を迎えるが、単に当該労使が利害をぶつけ合うだけではなく、お互いが意見を交わしあえるチャンスと捉え、真摯な議論を徹底的に行った上で、明るい未来が展望できるような結論を見出していただきたい」と述べました。
続いて、各界よりご臨席いただいた来賓の皆様からご祝辞をいただきました。その後、各組織の発展に向け、参加者交互の交流を深めました。

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