6月15日夕刻、萩市で「働く人の“よろず相談会”」を開催した。この相談会は、連合山口ユニオンが地域協議会毎に開催を要請しているもので、対象者はユニオン組合員に留めず同僚や友人・知人の参加も歓迎している。
相談会の趣旨は、日頃接点が取りづらい組合員へのサービスの一環として、また、“地域で働く方々の拠り所”としての地域協議会の機能強化を図るとともに、連合山口の組織拡大強化月間(5月~7月)と連動させ、“連合を知っていただく”機会と捉えている。相談会では、大塚労働相談アドバイザーが「働くみんなにスターターBOOK」(連合作成)を題材に、働くために必要なルールや安心して働くための制度等について、相談事例を交えて解説。また、労働福祉事業団体(労金、全労済)からは、各々の制度や推奨商品の紹介をいただいた。
意見交換では、参加者から「こんなに充実した相談会に、もっと多くの人に参加して欲しかった。この場限りにしてはもったいない。特に、BOOKを配布するなど出来ないものか」「労金や全労済の商品に興味を持っても相談窓口がわからない。拡充に向けて検討すべきでは?」など、建設的な意見や要望があった。
これを受け、「相談会の内容を、まずは、皆さんがスピーカーとなり友人・知人に伝えてほしい。その輪が拡がることにより、地域で働く仲間の労働条件の底上げや福祉事業の拡大に繋がる。BOOKの配布は財政的に難しいと思うが、情報提供の手段について検討したい」とし協力を呼びかけ閉会した。