県央地域協議会は2月15日、周南市で、中小企業労組の賃金交渉対策を目的に「2025中小企業労組討論集会」を開催しました。
主催者を代表して岩本一誠議長は「今春闘も昨年に引き続き賃上げムードが漂っていますが、本集会をこれから本格化する春闘の取り組みの参考にしていただくとともに情報交換をしていただきたいと思っています」と集会の趣旨に触れた後「本日の集会が、有意義なものとなり、今春闘が皆さんにとって良い結果となって、また皆さんと笑顔で再会できることを心から祈念しています」と激励しました。
続いて、豊村雄二連合山口副事務局長から、2025春季生活闘争を取り巻く情勢認識や闘争の意義と基本スタンス、そして連合山口の具体的な取り組みについて説明を受けました。
これを受け行なわれた意見交換では、参加者から各単組の課題や具体的な取り組み事例が紹介されるなど有意義な情報共有の場となりました。
最後に、井上孝行副議長が「中小の賃上げには、関係協力会社との連携が不可欠です。大企業を含めたサプライチェーン全体で価格転嫁を行い、中小企業の賃上げが着実に実施され、賃上げが当たり前の社会を実現するためともに頑張りましょう」と締めくくりました。